腰痛・膝痛・坐骨神経痛・股関節痛・寝違え・腱鞘炎には、ますぶち治療院の「鍼(はり)治療」をおすすめします。
ますぶちマッサージ・はり・きゅう治療院

【花粉症の原因は“冷え”】

" 花粉症, 冷え, 季節 "

2018年2月16日

鹿沼市の活法整体・鍼灸院、ますぶち治療院です。
『鍼灸師ってどんな人?』
そんなイメージしづらい生業をしているひとのブログです。

 

今回は「冷えと花粉症」をテーマに語っていきます。

春は冷えやすい

まだまだ寒い日が続きますね。
今冬は昨年の11月からずっと寒く、長い冬だな~、とうんざりします。
今までは冬も頑張っていた観葉植物が耐え切れずにご覧の有り様です。

寒さでゴムの木が大変なことに

寒さでゴムの木が大変なことに

葉がすべて落ちた枝も

葉がすべて落ちた枝も

内玄関から待合室に避難させましたが時すでに遅し…復活なるか?

 

さて、寒いのは気温のせいばかりではありません。
過去のブログにも書きましたが、体は自分が季節に順応できるように自動調節します。
自律神経の素晴らしい働きです。しかしひとつ問題があります。
それは変化に備えて調節を前倒しにすることです。

 

暖かな春に備えて、もう毛穴の開放と体内水分の体表への上昇が始まっています。

そのせいで体温を逃がしやすい、冷えやすい体になっており、寒さを感じやすいのです。

 

自律神経さんは仕事キッチリ。でもせっかちの心配性なのです。
このため季節の変わり目に体調を崩しやすくなります。

花粉症も“冷え”が原因

早い方はもう花粉症が始まっているようですね。
花粉症と冷えは一見、関係ないように思われますが、根っこでは繋がっています。

冷えると硬くなって熱を封じ込める

冷えると硬くなって熱を封じ込める

“冷え”と言っても「寒い・冷たい」だけではありません。
花粉症は頭部顔面の“熱”が停滞することが原因です。この“熱”は“冷え”から生まれます。

 

冷えから熱?と不思議に思われるかも知れません。
しかし誰でも冬の寒い日に手がかじかんだ後、火照りだした経験があるでしょう。風邪はゾクゾクっと寒気を感じてから発熱します。

 

このように冷えがある時点から熱になるのです。

花粉症も現象は“熱”ですが本質は“冷え”です。
冬の間の冷えが春に熱となって現れるのです。潜伏しているので「伏邪」とも言います。

花粉症≒冷えの治療

花粉症の原因は冷えだけではありません。なので「花粉症≒冷え」です。
しかしメインは冷えなので、花粉症の治療は冷えて凝り固まった体を緩めることが基本になります。
この凝り固まった場所が首肩です。首肩を緩める手足のツボを使って治療します。

 

どうして鍼で花粉症治療ができるのかと言うと、体にこんな仕組みがあるからなのです。

花粉症の本質は“冷え”

花粉症の本質は“冷え”

花粉症の治療は花粉量の少ない時期に始めると効果的です。

毎年お悩みの方はお早めにどうぞ。

この記事を書いた人

増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

栃木県鹿沼市出身

趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。

活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。

詳しいプロフィールはこちらから。

カテゴリー: 花粉症, 冷え, 季節.
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