腰痛・膝痛・坐骨神経痛・股関節痛・寝違え・腱鞘炎には、ますぶち治療院の「鍼(はり)治療」をおすすめします。
ますぶちマッサージ・はり・きゅう治療院

【麦粒腫(物もらい)出現】

" 麦粒腫, "

2018年1月14日

鹿沼市の活法整体・鍼灸院、ますぶち治療院です。

『鍼灸師ってどんな人?』
そんなイメージしづらい生業をしているひとのブログです。

今回は「麦粒腫(物もらい)」をテーマに語っていきます。

麦粒腫(物もらい)出現

このところ右目に少しだけガサガサ引っかかる感じがありました。
2ヶ月前くらいから下の目蓋の内側にポチっと出来物があるのは気付いていたのですが。


今まで何の違和感もなかったので「じき消えるだろ」と放置していました。
それが主張し始めたのです。

 

大きさは1ミリほど。触れると硬くてツンと鋭く痛みます。
これは麦粒腫(物もらい)?
鍼灸学校時代の教科書「臨床医学各論」で麦粒腫を調べると、どうやらそれっぽい感じ。

 

鍼での治療法もあります。しかし使うツボが自己施術するには難しい場所。少々アクロバティックな体勢をとらねばなりません。
そこで自己施術はスパッと諦めました。
歯茎が痛くなったときの教訓「自己治療も良し悪し」「餅は餅屋」を思い出し(【鍼×活法と歯茎の痛み】)今回は素直に眼科に行ってきました。

 

眼科で診察を受けたところ、出来物が治ってきて硬くなっていると言われました。
それがちょっとだけ表面に顔を出して眼球を擦りガサガサするようです。
この状態で化膿止めはあまり意味ないけど、と前置きされて化膿止めと眼球保護の目薬を処方されました。


現状で手術するのは目蓋が変形する可能性があるからやめましょう、とも言われました。
えっ、そんな大ごとなの?ちゃちゃっと取って2・3日眼帯つける程度かと思ったのに。

とりあえず眼帯はなし

目薬も手間がかかる

出来物がもっと表面に出てくるまで様子をみてください。
「待ち」を告げられてから向かった薬局。とても丁寧な応対をされて驚きました。
今は薬局もサービス業なんですね?勉強になるわー

 

処方された目薬は2種類。ひとつさしたら5分待つ。つまり1回10分。
それを1日4回朝昼夕夜。合計40分。
うーん。。。


芯が硬くなっているならニキビの要領で出てこないかな?
鏡を覗いて挟み込むように押してみると1ミリにも満たない塊がにゅっと出てきました。
あれ?こんなに簡単に取れるの?

 

出来物は生米のような硬さでした。これじゃ眼球も傷つけるわけだ。
なんだかあっさりとガサガサしなくなりました。出血もなし。
これから数日は化膿止めの目薬をさしながら様子をみます。
・・・眼科の前に一度押してみるくらいのことはすべきだったかも知れません。

 

今回の教訓は「羹に懲りて膾を吹くは結構やりがち」

鍼で物もらいの治療は

ちなみに鍼での治療法は首の付け根のツボを使います。
他にも耳の先から瀉血をする方法も。(当院ではやりませんけど)
要するに化膿は熱ですから篭もった熱を追い出す訳です。

整動鍼の炎症を抑えるツボも良いでしょう。
でも今回のように化膿が治まっているとあまり効果はないと思います。

この記事を書いた人

増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

栃木県鹿沼市出身

趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。

活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。

詳しいプロフィールはこちらから。

カテゴリー: 麦粒腫, .
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