【風邪・喉の痛みに効くツボ】
喉の痛みに効くツボ
こんにちは、ますぶちです。
前回に続いて風邪のお話です。
風邪のひきはじめや発熱した後に、喉の痛み・不快感があらわれます。
もちろん薬でおさえてもよいのですが、喉の症状は長続きするため、薬やのど飴を一週間くらいは使い続けなければなりません。
そこで喉に効くツボを併せて使うと、症状をより軽減できるでしょう。
ツボは指圧して使います。
喉の右側が痛かったら右腕の、左側だったら左腕のツボを使います。
喉に効くツボ
喉の痛みに効くツボを2つ紹介します。
ツボ①:尺沢~孔最
尺沢(しゃくたく)、孔最(こうさい)は肺につながるツボです。
ここはツボという「点」ではなく「エリア」でとらえます。
場所を探すには、まず手のひらを上に向けます。
この形で肘を見るとシワがあります。
シワの中央に溝があり、そこの外半分のエリアの筋肉をみます。
この筋肉の、シワから指先の方向にかけて10センチのエリアが対象です。
このエリアを反対の手の親指で、シワから指の方向に、親指一本分ずつずらしながら押し、一カ所ずつ喉の変化を見ていきます。
親指で押さえて喉が楽になるか、ならないか。唾を飲み込んでチェックしてもよいでしょう。
変化がなかったら、親指一本分、指先の方向にずらして繰り返します。
こうして一番楽になるところを探しだして15秒ほど押さえます。
深呼吸して指を離します。
ツボ②:列缺
列缺(れっけつ)も肺につながるツボです。
このツボは、骨と骨のあいだの溝にあります。
まず親指が上になる「前へならえ」の形を作ります。
この形の手首の上の面にポコンと凹んだところがあります。
次に反対側の手の、人差し指と中指をそろえます。
この二本の指の中指を凹みにはめます。
このとき人差し指が当たっている骨のところが列缺です。
押さえてから指先を横方向にゆすると骨の溝がわかりやすいです。
ここを押さえながら喉の変化をみます。
楽になれば15秒ほど押さえ、深呼吸して指を離します。
少し楽になりましたか?
変化がなかったときは、こちらの方法を試してください。
このツボがお役に立てたら嬉しいです。
あなたの風邪が一日でも早く楽になりますように!
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。











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