【風邪のひきはじめに飲む薬】
風邪、流行っていますね
(薬の情報だけ知りたいかたは、最後のまとめから読んでください)
こんにちは、ますぶちです。
風邪が流行っていますね。
小学校の学級休業(今は学級閉鎖と言わない!)も増えてきました。
コロナ禍以降、病院では風邪と思わしき人は対面で診察してもらえず、車内で電話を待つやり方に変わりました。
薬を処方してもらうのも一苦労です。
そこで市販薬の出番です。
市販薬に関して、私は薬剤師ナカショウさんのユーチューブチャンネルを楽しみながら参考にさせていただいています。
しかしおすすめされた薬を飲んでも、いまいち効果がわからなかったことがあります。
やはり一人ひとりケースが異なるので、情報を参考にしつつ、薬局の薬剤師さんと話をして、薬を選ぶのが良いと思います。
風邪のひきはじめに飲む薬
本題の風邪のひきはじめに飲む薬です。
ここでは漢方薬を紹介します。
風邪で漢方薬というと、まず「葛根湯(かっこんとう)」が思い浮かぶでしょう。
「葛根湯」は風邪のひきはじめに、体がぞくぞくして、頭痛や肩こりがあるときに使います。
体を温める作用があり、汗をかいて風邪を追い出します。
病院でも処方されるくらいポピュラーな葛根湯ですが、なぜか私にはあまり効きません。
私には、もうひとつ風邪のひきはじめに使う「麻黄湯(まおうとう)」が合います。
麻黄湯は同じく風邪のひきはじめに、微熱と寒気がして関節が痛むときに使う漢方薬です。
体を温める作用が強く、飲んで布団に入ると、すぐ汗が出はじめるほどです。
そのまま1~2時間ねると、汗とともに風邪が「抜けた」と感じます。
麻黄湯は効果が強いぶん体力を奪うので、使うのは1回だけです。
皆それぞれ風邪の具合は異なるので、絶対おすすめとは言えませんが、風邪だと思ったらまず麻黄湯。
翌日まだ寒気があれば葛根湯の順番で使うと良いでしょう。
最後にまとめ
まず麻黄湯。翌日に葛根湯。
①麻黄湯:風邪のひきはじめ、微熱と寒気がして関節が痛むときに。
②葛根湯:風邪のひきはじめ、体がぞくぞくして、頭痛や肩こりがあるときに。
どちらも粉薬より液体のほうが吸収が早そうなので、ドリンク剤をおすすめします。
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。











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